爪の生え際を揉むと副交感神経が優位に

爪もみマッサージとは、読んで字のごとく爪の生え際部分をもむようにマッサージすることです。 爪の生え際を親指と人差し指で挟み込むようにして、けっこう強めにもみます。

 爪の横ではなく、指といった方がいいかもしれません。
免疫効果を高める爪もみ療法としても手軽にできて実践している人も多いんです。

理論
そもそも、どういった効果があるのかというと、自律神経を整える目的があります。
このマッサージをすることで、副交感神経が優位になると言われています。これは、免疫の要ともいえるリンパ球を増やす結果につながるので、あらゆる病気などにも効果があると期待されているのです。
また、薬指は副交感神経でなく、交感神経を刺激してしまうためマッサージをしないと言われてきましたが、最近の福田稔先生(爪揉み療法発案者の一人)のコメントによると、薬指も一緒にマッサージした方が効果が高いとのことです。

なぜ手汗に効くか
多汗症の原因は、こちらでも書いた通り、交感神経にあります。そのため、副交感神経を優位にすることが、改善につながるということです。
ただ、即効性があるというものではないので、毎日続けてみてください。
「自分はちゃんとやってるんだ」と思うことで、プラシーボ効果も期待できます。

※プラシーボ効果とは、偽薬効果とも言われ、本来何の効果もないブドウ糖や生理食塩水などの点滴で病気が治ってしまうもの。